倉山満先生のチャンネルくららに出演させていただきました。

国会議員になる前に銀行や証券にいたのでマクロ経済に強い(もちろん普通の議員よりはそうかも)と思われがちだがコーボーレートファイナンスが専門で実はマクロ経済政策は専門外。それでも食らいついて追いついてきたつもり。

その中で内閣府(旧経済企画庁)の金子洋一元参議院議員はマクロ経済政策が専門の私が最も尊敬する国会議員。

マクロ経済政策の失敗が日本の衰退の最大の原因だと思っていたし現在も思っている。2012年4月に国民に嘘をついて消費税増税を閣議決定した翌日に私は離党した。やり方は反省もするべき点もあったしその後はいばらの道が続いている。ただその判断自体は今も間違っているとは思っていない。

コロナで減税とか現金給付とか言うのは簡単。でも昨年10月の消費税増税に安易に乗った自民党若手の人たちが減税や現金給付を言う資格はないなと冷ややかに見ているし、最近の増税派の日銀審議委員人事に賛成とか矛盾だらけ。本当にふざけている。

チャンネルくららは2014年4月の消費税増税という過去30年間の反省のかけらもない大失策を前年10月に決定したことに失望して立ち上げた骨のある番組。出させてもらって光栄。

直近も10万円の現金給付を受けるとか受けないとか些末な議論で盛り上がっているが、緊急経済対策の財政支出はわずか16.7兆円。それにはメディアも含めて国家的詐欺には何ら声を上げない議員たちには与野党問わず失望している。

生産性を向上させるような産業の新陳代謝を促す政策は皆無。金融緩和を進めた安部総理には当初期待したが、産業の構造改革を進めるのとセットでないと意味はない。そしてデフレ脱却を進めるべき時に増税というブレーキ。今回の国家的危機だからこそ平時では容易ではないことを一気に進めることができる好機ながらいかに本気で経済再生には関心がなかったのかわかって至極残念。

リーマンを超えた経済危機。生命は危機に晒され、生活は壊されている。まだ届きすらしていない二枚のマスク。国会議員の皆さんは本当に街に出てほしい。自粛するよりも街を見てほしい。そうすればスピード感のある政策に変わる。

国はダメだが自治体のトップは頑張っている。それは優秀とかであることよりも現場感覚があるからだ。

緊急事態宣言がどうなるかわからない。かなりの長期戦になると予測している。もう一回言うが現場を見てほしい。