昨日は、石原新党の結党及び都知事辞職という大きなニュースで永田町は持ちきりでした。私も確たる自信はなかったのですが、いくつかの情報源から月内に石原新党が結党される可能性が高いということで、事務所内やツイートにより半信半疑ながらもお伝えりておりました。同日、小沢新党の結党パーティーもありましたが、4000名を超える入場者でホテルの方が過去最大のパーティーではないかコメントするなど動きの激しい一日でした。

 こうした中で、ここ数ヶ月間準備を重ねて参りました、政策フォーラム「日本の選択」の事務所開きを行いました。座長は徳川家広さん、代表は茂木健一郎さん、白洲信哉さんを中心とした、「健全なる保守主義」を基盤とした政界再編を後押しする政策勉強会を結成しました。設立趣旨は以下のとおりです。わくわくするようなチームであり、機会があれば、都知事選挙などにも、候補者を擁立させたいとの夢を語り合いました。
政策フォーラム「日本の選択」の設立について

かつては奇跡の経済成長で世界を驚嘆させた戦後日本が進むべき方向を見出せなくなって久しい。
そして日本経済の停滞が、日本文化を萎縮させ、日本社会に閉塞感をもたらし、日本政治を混迷させている。混迷する政治が決断をくだせないことが、経済の停滞をいっそう長引かせている。私たちは、八方ふさがりの悪循環の中にいるのだ。

 もっとも、これは資本主義という経済の仕組み、文明の形が過渡期を迎えているということかもしれない。経済がグローバル化・情報化し、新興国との激しい競争を余儀なくされている。そうした中、資本主義と民主主義を両立させ、繁栄を支えてきた中間層の崩壊が進んでいる。これは、広く先進国に共通する現象だ。だが、ヨーロッパもアメリカも、すでに改革に向けて大きく舵を切ったように見える。ひとりわが日本だけが、漂流を続けているのが現状だ。

私たちは、わが国の漂流状態に、一刻も早く終止符が打たれることを、切に願うものである。日本は―日本人は、自力で未来を選ばなくてはならない。だが、それには誰かが、たとえ過とうともよいから、努力を重ねて、最良と思える選択肢を提示しなくてはならない。そう考えて、私たち意見交換と情報発信を行う一個の場として「日本の選択」を設立することとした。

【政策提言】
「日本の選択」は、単なる情報交換と発信のみならず、政策提言も行う。これは、停滞と混迷の悪循環を断ち切る ― 未来を選び取るための力は、政治に求めざるをえないという、現実的な認識に基づいている。私たちが提言を行うのは、
経済、外交、安全保障、統治機構、教育、文化と、あらゆる領域に関してのものとなるだろう。いずれの領域について考察する場合にも、 「世界の中の日本」という問題意識がその基底にあることを、ここで予め強調しておきたい。

【人材の発掘と結集】
交流、発信、提言の前提は、新旧の知性と識見が自在に混淆し、新しい輝きと熱を発することである。 このために、私たちは党派、所属を問わず、また有名、無名に拘泥することなく、およそ人材と呼べる人々に質問を投げかけ、その知恵と
見識の提供を依頼し、そして参加を呼びかけていく所存である。

未来を選ぶには、過去にまず手本と教訓を求めなくてはならない。歴史の重みを無視する者は、必ず自 らを滅ぼす。このような認識にもとづいて、本フォーラムは日本国家の出発点ともいうべき聖徳太子の十七カ条の憲法に範を取り、「日本
再生の17ケ条」を提案 したい。

                 日本の選択 「日本再生の17ケ条」

1. 誇りある地域 ― 個性豊かな地域自治体が多極的、重層的、分散的に共存する国家
への道程を示す。

2. 幸福な経済成長 ― GDPの数字にとらわれず、多様
な指標に従って国民の幸福
が最大化されるような経済成長のための戦略を策定する。

3. 文化のある生活 ― 世界に誇れる独自性のある日本文化を振興し、それを国民にとっていっそう身近なものとする政策手段を提案する。

4. 活力ある教育 ― 文部科学省を頂点とする集権的な仕組みを改め、地域の多様性を反映しつつ、日本人としての一体性を損なわない新しい教育のパラダイム構築を目指す。

5. 多軸の国家像 ― 東京を中心とする集権的な国家の象徴秩序を改めるべく、移動する首都や分都など、さまざまな可能性を模索する。

6. 地域の記憶の尊重 ― 旧地名の併記、地域史の保存、 オーラル・ヒストリーの推進など、人々の生活にまつわる記憶を保存し、将来世代に伝えるための取り組みを推進する。

7. エネルギー文明の転換 ― 大量生産大量消費から、「足るを知る」地産地消へ質の転換を目ざし、エネルギーにまつわる新しい価値観を打ち立てる。

8. 新しい都市美 ― 自然美と人工美の調和した街づくり に繋がる都市計画の哲学を考案する。

9. 風土の再生 ― 農林水産業を振興し、食糧自給率の向 上と生態系の多様性を両立させる。

10. 円熟社会への移行 ― 地域に長く根を下ろしている各 種の「祭」など、世代間の連続性をもたらす伝統行事に、単なる高齢化福祉に価値を加える文化ソフトとしての位置づけを与える。

11. 官民の新パートナーシップ ― 依然として根強い官尊民卑、官依存の文化を改めるための施策を組み立てる。

12. 自立的な沖縄 ― アジア海洋世界の中心だった琉球列島に、新たにアジアの通商・金融・娯楽のハブとしての役割を持たせる戦略を立案する。

13. 住まいの豊かさ ― 住宅ストックの量のみならず、より快適な生活を住宅のハードとソフトの両面から見直すことで実現する方法を提案する。

14. 新財政戦略 ― 財政危機が叫ばれる中で行政サービスの質を落とさず、地域社会の活力も奪わないような、新しい政府の資金調達の方法を案出する。

15. 広義安全保障 ― 従来のならず者国家などの脅威に加えて、グローバル犯罪や天災、感染症など、多国間の協力を要する脅威への対処の戦略を立案する。

16. 東アジア地域の安全の要 ― 日米同盟を深化させつ つ、近隣諸国との対話をより実質的なものとするべく、日本という国の立ち位置を明確にする。

17. 平和憲法の再検討 ― すでに70年近く存続している 戦後憲法だが、真の自主憲法を実現するために、その実効性を検証し、あらゆる可能性を討議する。
 
 
 
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